電子ブック(電子書籍・eBOOK)の作成

電子ブック(電子書籍)の特長と各種機能の紹介

電子ブックの利用方法

双方向性の動くカタログ・マニュアル

電子ブックをホームページに掲載し、まさに本をめくる間隔で閲覧できます。さらに、リンクボタンから別のWebページや動画やE-mailなどの起動が行えます。

教育教材として

例えば、プロジェクターに投影して教育現場で利用することも可能です。あらかじめ登録しておいたYouTubeの動画を見せることで具体的に使用方法を教えることができます。音声ガイダンス、アンダーラインやメモの書き込みも効果的なツールになるはずです。多言語にも対応しているので、英語の絵本を英語で音声ガイダンスすれば、リスニング教材として利用できます。 利用方法は無限、御社のツールとしてご利用ください。

>お問合せは、電話:048-431-0897 まで連絡ください

各種機能の紹介

電子ブック

次に弊社が作成する電子ブックの機能を紹介します。
PDFデータをもとに電子ブックを作成します。主な機能は、以下の通りです。

サムネール・目次を表示:サムネールや目次を表示することができます。

スキン(外見・ボタン)のカスタマイズ:外見・背景の画像・ボタンの色・配置などを内容に合わせて自由にデザインすることができます。

検索機能:アウトラインをかけていないデータであれば、検索機能を利用することができます。

動画埋め込み機能:各ページにフラッシュ動画やYouTubeビデオなどを挿入することができ、より動きのあるデータに仕上げることができます。

モバイルデバイスにも対応:iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでも見ることができます。もちろん、タブレット端末にも対応しています。

音声ガイダンス:キャラクターが事前に入力したテキストを読み上げます。自動めくり機能と同期するので、読み上げが終わると次のページに移動します。英語・中国語などの多言語にも対応しています。

リンク機能:もとになるPDFデータに設定されたブックマークやハイパーリンク(Webへのリンク、E-mailへのリンク)など。

自動めくり機能:あらかじめ設定した時間でページを自動でめくります。

 

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電子ブック 仕様・機能

■ 電子ブックに対応するフォーマット は、HTML、EXE、Zip、Mac App、モバイル版、CD/DVD メディア などのフォーマットです。
それぞれ、次のような特徴があります。

1. HTML は、サーバにアップロードすることにより、プラットフォームに依存することなくオンラインで閲覧することができます。
2. EXE および Zip は、ローカルに保存して、オフラインで閲覧することができます。
3. Mac App は、Mac で実行可能なアプリケーションです。
4. モバイル版は、モバイル・デバイスで閲覧可能な HTML の電子ブックです。
5. CD/DVD などの物理メディアに記録して、オフラインで閲覧することができます。

■ 変換元データの対応フォーマット は、PDF のみとなります。PDF に設定された、ブックマーク、ハイパーリンク(Web リンク、E-mail リンクなど)を反映させることができます。PDF 内のテキスト(アウトライン化されたものを除く)は検索可能にすることができます。

■ 音声ファイルの対応フォーマット は、基本的には MP3 形式となります。他の形式でも変換が可能な場合がありますので、一度お問い合わせください。

■ 動画の埋め込み は各ページに、FLV 動画、YouTube ビデオを挿入することができます。

■ 自動めくり機能使用時の音声のコントロール とは、各ページに音声を割り当てることができますが、自動めくりの際は、秒単位で設定する表示時間が優先します。したがって、音声が途中までしか再生されない場合もあります。

■ 読み上げ機能 とは、キャラクターが事前に入力したテキストを読み上げる機能のことです。この場合、ページめくりと同期するため、読み上げが終わると次のページに移動するようになります。

■ セキュリティ に関しては、パスワードによってブック全体を保護することが可能です。また、ページを指定して、最初の数ページのみを表示させることもできます。

■ 多言語表示 とは、電子ブックのインターフェースは、多言語に対応しているということです。閲覧中に切り替えることが可能です。対応する言語は、以下のとおりです。アラビア語、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、イタリア語、日本語、ペルシャ語、ポルトガル語

電子ブック(デジタルブック・電子書籍)について

一口に「電子ブック」といっても、実はそのフォーマット(データ形式)によってさまざまな種類が存在しています。そのため、気に入った電子ブックを読む前に、その本がどのフォーマットのものなのか把握して、サポートしている閲覧用ソフト(あるいはハードウェア)を手に入れなければなりません。いわば、VHS対ベータ、Blu-ray対HD DVDのような規格争いが電子ブックにおいても繰り返されており、主流となりそうなフォーマットはどれか、ある程度気に留めておく必要があります。

ユーザーとしては悩ましいところですが、閲覧用端末を数多く売りたいメーカーの思惑、不正コピーは避けたいがより多く流通させたい出版社の本音、場所や時間を気にせず紙同様に楽しみたい消費者の心情、その狭間で落とし所を見つけようという努力の結果が、フォーマットとしての電子ブックだといえるようです。

電子ブックフォーマットは、いくつかの基準により分類できます。

レイアウト方式の違い

電子ブックフォーマットは、紙の印刷物と同様に所定のデザインに従って文字と図版を決まった場所に表示する「固定レイアウト方式」と、表示用デバイスや閲覧ソフトの設定に応じて文字と図版の流量を変えて表示する「可変レイアウト」の二方式に大別できます。

固定レイアウト方式 のメリットは、制作側が意図した通りのデザインで表示できることです。その代表的な存在が「PDF」(Portable Document Format)で、紙の印刷物向けのデザインそのままを電子ブックビューワーで再現できます。「JPEG」や「PNG」といった静止画ファイルも、デザインを変更できないという意味では固定レイアウト方式に分類できますが、拡大表示するとジャギーが発生し滑らかさが失われてしまいます。その点PDFは、文字やベクター画像はスケーラブルで、どのような画面サイズ/解像度でも適切に表示できるため、静止画ファイルより優れているといえます。

ではデメリットは何かというと、レイアウトを崩せないことです。表示装置のサイズが変われば情報量(文字量や画像の点数)も上下しますが、固定レイアウトではそれができません。作成時に想定された表示領域以外の表示、例えば画面サイズの大きなiPadとスマートフォンのiPhoneで同じ固定レイアウトの電子ブックを見た場合、iPadでは1ページにより多くの文章や画像を入れたくてもできないし、逆にiPhoneでは文章や画像が多すぎて小さく読みにくく感じる場合もある、という具合です。

可変レイアウト は、HTMLで作成されたウェブページをイメージしてもらうといいでしょう。ハードウェアの画面サイズに沿った情報量の表示が可能なうえ、ハードウェアを縦横どちらの状態で持って閲覧しても、それに応じた表示を行ないやすい点です。この点がメリットで、小説など文字主体の電子ブックに向いています。デメリットは、雑誌やマンガのような凝ったレイアウトデザインの実現が難しい点です。

ASCII.jp ×デジタル
【 http://ascii.jp/elem/000/000/584/584330/ 】
電子ブックを選ぶ前に知っておきたい5つのこと ― 第4回
実は重要! よくわかる電子ブックフォーマット規格!!
2011年01月27日 22時00分更新
文● 海上忍 から転載しました。

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